弓毛の種類について

bowhair2023

当工房では8種類の弓毛を扱っています。
いろいろあって迷われると思いますので、簡単に説明したいと思います。

1「モンゴル・エコノミー」
中国の業者から低価格優先で取り寄せている馬毛です。 色が黄色がかっているので脱色していると思います。 やや切れやすく、伸びてくるのも早いようです。 どちらかといえば練習者の弓向けです。

2「モンゴル・スタンダード」
通常レベルの馬毛です。新品の弓についてるのは大体このランクだと思います。

3「カナダU」
日本の馬毛業者さんから仕入れています。 毛の強さ、引っ掛かりが良いです。
コストパフォーマンスは一番いいと思います。

4「オーストラリア」
オーストラリア産の馬毛です。 毛が太目で強いです。 しっかりした手ごたえが欲しい方、特にビオラやチェロにお勧めです。

5「イタリア」
イタリアのルッキ社の馬毛です。 ナチュラルな状態で黒や茶色の毛も入っています。 弓のランクが上がった感じがします。

6・7「茶色モンゴル」「黒毛モンゴル」
茶色と黒は普通はコントラバスに使います。
色が濃いほど毛が固く強くなりますが、ガリガリとした感触があり雑音も入りやすくなります。
茶色はチェロ弓、ガンバ弓に使う事もあります。
毛替え料金はモンゴル・エコノミーと同じです。

8「ナイロン弓毛」
人工の弓毛です。
素手で引っ張ってもまず切れません。 湿気の影響も受けないので野外で使うにはいいかもしれませんが松脂の乗りがいまいちです。
カーボン弓と合わせれば、かなりハードな使用にも耐えられそうです。
毛替え料金はモンゴル・エコノミーと同じです。

 

弓のネジを最大に緩めた時に毛がだらーんとなったり、引っ掛かりが悪くなったら、もう毛の換え時です。
気になる時はご相談ください・

*内容は2023年9月のものです。 将来、取り扱いの内容等が変わることがあります。